手ピカジェルの黄色とピンクはどう違う?
手ピカジェルには 「黄色(手ピカジェルプラス)」と「ピンク(通常タイプ)」 の2種類があります。
どちらも手指消毒用のアルコールジェルですが、用途や効果、使いやすさには明確な違いがあります。
簡単に言うと、
- 黄色=除菌力強化タイプ(酸性アルコール)
- ピンク=日常使いしやすい通常タイプ(保湿あり)
という位置づけになります。
手ピカジェル黄色(プラス)の特徴
黄色の手ピカジェル(手ピカジェルプラス)は、一般的なアルコール消毒より一歩進んだ「広範囲のウイルス・細菌に対応できる消毒剤」として知られています。
酸性アルコール処方で除菌力が強い
通常のアルコールは中性付近ですが、黄色の手ピカジェルは リン酸による弱酸性調整がされており、
ノロウイルスなどの ノンエンベロープウイルスにも作用しやすいとされています。
ウイルス対策を強化したい人に向く
- ノロウイルスが流行する冬場
- 介護施設や保育現場
- 食中毒が気になる季節
などで特に重宝されます。
使用感はサラッとしている
レビューでは「サラッとした質感で手に残らない」という声が多く、頻繁に使ってもベタつきにくいのが特徴です。
手ピカジェルピンク(通常タイプ)の特徴
ピンクの手ピカジェルは 日常的にもっとも使いやすいベーシックタイプ です。
保湿成分配合で手にやさしい
ヒアルロン酸Naなどの保湿成分が含まれているため、
「アルコール消毒で手が荒れやすい」という人でも比較的使いやすい処方になっています。
とろみがあるジェルで初心者でも使いやすい
ピンクは黄色よりもとろみ感があり、指先までゆっくり広がるため、
子どもや高齢者にもなじみやすいという声が多く寄せられています。
携帯タイプが豊富
ホルダー付きの持ち歩き用など、デザイン・サイズ展開が広い点も人気です。
黄色とピンクの違いを比較一覧表でチェック
文章だけだと分かりづらいので、違いを表でまとめます。
| 比較項目 | 黄色(手ピカジェルプラス) | ピンク(通常タイプ) |
|---|---|---|
| 特徴 | 除菌力強化・酸性アルコール | 日常使いの定番タイプ |
| pH | 弱酸性 | 中性〜弱アルカリ |
| 除菌力 | 広範囲のウイルスに作用 | 一般的なアルコール消毒 |
| 保湿成分 | グリセリン・アラントイン | ヒアルロン酸Na |
| 使用感 | さらさらで軽い | とろみがありしっとり |
| 向いている人 | 感染対策を強めたい人 | 肌が弱い・頻繁に使う人 |
| おすすめシーン | ノロ対策・施設利用 | 料理前・外出先・携帯用 |
どっちを選ぶべき?目的別のおすすめ
どちらにもメリットがあるため、目的に合わせて選ぶのが最適です。
ノロウイルス対策を重視するなら「黄色」
- 酸性アルコールで除菌力が高い
- 冬場の家庭・職場での感染対策に最適
毎日何度も使うなら「ピンク」
- しっとり仕上がるので乾燥しやすい人に嬉しい
- 子どもや高齢者にも使いやすい
- 手荒れしやすい人に向く
家庭での使い分けもおすすめ
- 玄関やキッチンには黄色
- 普段の持ち歩きにはピンク
という組み合わせは、衛生面でも使い勝手の面でも非常に優れています。
手ピカジェルの正しい使い方(黄色・ピンク共通)

どちらのタイプも、正しい使い方をしないと効果が十分に発揮されません。
適切な量は「500円玉大」
少なすぎると全体に行き渡りません。
指先・爪の間・手首までしっかり
ウイルスは指先に残りやすいため、念入りに擦り込みます。
乾くまで15〜30秒こすり続ける
途中で拭き取ると効果が下がります。
手が汚れている場合は先に手洗いが必須
アルコールは“汚れの上”では効果が落ちるため、
まず石けんで洗う → 手ピカジェルで仕上げ
が基本です。
よくある質問(Q&A)
Q1:ノロウイルスに強いのはどっち?
A:ノロ対策には 黄色(プラス) が推奨されます。
Q2:肌が弱い人は?
A:保湿成分が多い ピンク のほうが向いています。
Q3:子どもにはどちらを使えばいい?
A:両方使えますが、使用感のやさしさから ピンクが選ばれやすい 傾向があります。
Q4:携帯用なら?
A:ホルダー付きタイプがあるピンクが人気です。
【まとめ】黄色とピンクを使い分けると感染対策がより強化できる
手ピカジェルは、色によって特徴や用途がはっきり分かれています。
- 黄色(プラス)=除菌力重視・感染対策向け
- ピンク(通常)=日常使い・肌へのやさしさ重視
家庭では 両方併用する のがもっとも効率的で、季節や場面に応じた使い分けが可能になります。
感染対策をしながら、肌への負担も抑えたい人は、自分の生活スタイルに合わせて上手に使い分けてみてください。


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